デッドライン仕事術[23]
http://d.hatena.ne.jp/n-kizashi/20080319#1205944377 で紹介した「残業ゼロ」の仕事力の著者である吉越浩一郎氏の著書であり、内容も幾分かぶっている。
書いてることは納得はいくことばかりだけども、現実感のないことばかりである。なんというか組織で変わってくれないとどうしようもないというか。でも仕事ってこうやるべきなんだろうなぁと思う。
印象に残った箇所
「社員教育」は無駄である
(中略)
たとえば、団塊の世代の大量退職に伴って、企業が蓄積してきたノウハウが継承されなくなることが懸念されている。いわゆる「二〇〇七年問題」だが、この問題が生じるのは、そのノウハウが「暗黙知」だからである。
これはいわば経験に基づく「勘」のようなもので、はっきりと言葉で説明することができない。しがたってマニュアル化することもできなおので、そのノウハウを持っている人間がいなくなると、次の世代に継承されなくなってしまうわけだ。
言葉で説明できないのだから、当然、教育によって伝えることもできない。しかしビジネスマンが「仕事のできる人間」に成長するためには、この暗黙知が不可欠だ。だから私は、社員教育など無駄だと言うのである。
「優秀な人間はみんな、自分で仕事のやり方を身につけてきたのだ」とも書いている。
なるほどねえ。ただ「プログラミング」って「形式知」なのだろうか「暗黙知」なんだろうか? プログラミングのテキストブックはでまくっているのである意味は「形式知」と言えるかもしれない。ただ「センス」や「勘」なども必ずいるだろうしその部分は「暗黙知」となるのか。
でも「プログラミング」ができるかできないかって、いわゆる「仕事ができるできない」の話とは別なのよねえ。上の人はAさんだろうがBさんだろうが1ヶ月は「1人月」としか見ないからなあ。
あー、なんかいやになってきた。
プログラミングでもしよ。
- 作者: 吉越浩一郎
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2007/12/15
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