「バカ上司」その傾向と対策[10]

バカな上司が身近にいるもので、なかなか楽しめた。
あとは自分が「バカな上司」「ダメな上司」「イヤな上司」にならないようにチェックリストとして読むこともできる。たしかに自分自身当てはまる部分もある。特に第三章の「ダメ上司の典型」にある「名前や固有名詞を覚えない上司」や「部下を叱れない上司」とかは治さないといけない。前者は名前や固有名詞というか、お客様と決めた「仕様」である。決定までに二転三転するともうどれだったか忘れてしまう。開き直ってはいけないが、頭が悪いのだから仕方がないのだとも思う。

このバカダメイヤの典型を説明したあと、本書では「戦え」という。
あくまで「会社のため」という名目のもとに戦えと。個人の憂さ晴らしのためであってはいけないと。

ぼくとしてはここは「めんどくさい」
どうしても「鬱憤を晴らすため」になっちゃいそうだし、そもそも会社への忠誠心もそんなにないから。

「バカ上司」その傾向と対策 (集英社新書 436B)

「バカ上司」その傾向と対策 (集英社新書 436B)