JavaScript: The Good Parts ―「良いパーツ」によるベストプラクティス[5]

ざっと読みました。これは良書。Closureとかけっこう書いてくれていて、しかも丁寧なのがよい。

で、そのコーディングスタイルに共感できなかったところ。

P.131

私自身の経験では、++と--を使うと、コードが詰まりすぎ、トリッキーなものになりすぎ、そして、不可解になりすぎる傾向がある。

そうかな?確かにコードサンプルにでてくるfor文ですら、

  for (i = 0; i < arguments.length; i += 1) {
    sum += arguments[i];
  }

と書いてある。こっちのほうが気持ち悪いんだけど。

共感できた、というか参考になったところ。

P. 142

以下のいずれかの値を比較している場合には、常に===と!==を使うべきである。

0 '' undefined null false true

これはそのとおりだな。そうでもしないと、

null == undefined // true

らしい・・・。

おもしろいコード

P.76

:
var result = parse_url.exec(url);
var names = ['url','scheme','slash','host','port','path','query','hash'];
var blanks = '     '; // space 5つ分くらい
var i;
for (i = 0; i < names.length; i += 1) {
  document.writeln(names[i] + ':' + blanks.substring(names[i].length), result[i]);
}

forの中の blanks.substring(names[i].length) で、インデントをそろえている感じ。等幅フォントなら、results[i]がきれいにそろえられる。

さあて、次はモダンPerl入門だ。

JavaScript: The Good Parts ―「良いパーツ」によるベストプラクティス

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