楽々ERDレッスン[21]

id:habuakihiro(http://blog.livedoor.jp/habuakihiro/)さんの著書です。

そういやテーブル設計の本って読んだことなかったなぁと今になって思った。
サロゲートキーを使うという方式は、ぼくはRDBMSを使い始めたころから誰に言われるまでもなく「そういうもんだ」と思っていた。しかし業務ではそういうことをしているPJはお目にかかったことがない。複合キーをバシバシつかって「このカラムとこのカラムと(略)このカラムでキーだからね」みたいなことが結構あった。なので「ああ当たり前ではないんだ」と思い直した。

で、この本。やっぱり正しかったんだと思った。いやもちろん設計に正しいも悪いもないので言い換えると「間違っているわけではない」ことがわかった、最近のツール群をみても、s2jdbcしかりrailsしかりそういう前提になっている。

今後の設計ではこのサロゲートキー方式を採用していこう。
DBにうるさい人は多いので、「s2jdbcを使おう」と言えばいいのか。そうすると自動的にERDの設計方式が決まっていく。

そうなのだ。
設計に自由がありすぎると、私の会社のような低スキル集団には厳しく、ツールやフレームワークが設計を制限してくれるというのが案外助かったりする。


で、この本に話を戻すが、後半に帳票からERDをおこす演習問題がある。
こういうのが勉強になるんだな。
後輩にも読ませたい一冊。

楽々ERDレッスン (CodeZine BOOKS)

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