それでも僕はやってない
ひさしぶりの邦画。
痴漢に間違えられて、逮捕され、起訴された青年の話。
よくできてる。リアルだ。
そして自分の立場で考えると怖いなって思う。
ふつうに「キャー、痴漢!」と指を刺されて、「してない、ぼくじゃない」と本当のことを言ったところで、まわりには言い訳にしか聞こえないだろう。映画の中でも出てきたセリフだけど「やってないことを証明するのは難しい」。というか論理的にできないのではないか。
何を言っても嘘と言われる。
「お前がやったんだろ?」と繰り返される。
時間が経てば、目撃者や被害者(原告)の記憶だってあいまいになる。
自分の記憶だってあいまいになる。
そして記憶というのは、本人の都合のいいように改ざんされていく。
ああこわ。
再観賞あわせて、これで24本目。
それでもボクはやってない スタンダード・エディション [DVD]
- 出版社/メーカー: 東宝
- 発売日: 2007/08/10
- メディア: DVD
- 購入: 2人 クリック: 248回
- この商品を含むブログ (440件) を見る